有っても足りない、無くても幸せ。

こんにちは。

 

 

今日、SNSで、あなたの癒しはなんですか？＃　癒しとつけて投稿してくださいというのが目にとまりました。

 

私の癒しは何だろう？そう考えた時、先日訪れた熱海の来宮神社の光景が浮かびました。

ひとりの時間、自然と触れ合うこと、要は自分自身が自然体でいられて

心が軽くなるような時間を過ごすとき、そんなことが私の癒しなのでしょう。

 

そもそも、人混みが苦手で不特定多数の「氣」に接していると疲労困憊してしまうので（＊なのに接客業です。）

「ぼっち」は大切なんです。

自分をリセットできる時間と空間ですね。

 

 

オラクルセッションをしているせいか、いろんな方から相談を受けます。

（セッション外で( ;∀;)）

話を聞いていて思うのは、どうして自分の幸せに気づかないのかなということ。

物質的にも環境にも恵まれているのに、何が足りないのかな？

 

そして、何故自分が不幸だと思っているのかな。

 

先日講演を聞いたヨグマタ相川圭子さんの著書「心がとけて愛になる」＊ゴマブックス　にはこう書いてあります。

これほど社会が物質的に豊かになっても、科学や文化が発達しても、

人の心がいっこうに豊かにならないのはなぜでしょうか。

人の心がいつも何かにとらわれ、縛られ、深いところからの安らぎがなく、そのために、人はさまざまな苦しみを抱えていると思うのです。

 

（中略）

 

表面的な友好ムードの中にも、常に競争や隠れた妬み、憎しみが存在しあちらこちらに対立の根が現れているのです。

その一番の原因は人の心にあります。人の心が豊かさを失ってしまっています。

心が貧しすぎるのです。そこには愛が存在する場所がありません。

愛を与えるどころか、受け取ることさえできなくなっているのです。

 

 

人には本来、自然な心の使い方があるそうです。

それは自分の内側にある本当の自分、純粋な自分を発見し、自然と一体になることで得られるとここには書いてあります。

 

 

心が貧しければいくら物やお金や環境に恵まれていても

「有っても足りない」ということになるでしょう。

心が貧しいから対立する。

 

 

心を空っぽにし自分をリセットし、新たなものに気付くことができれば

「無くても幸せ」ということになると思うのです。

 

 

足りないと感じるものが相手の心だったとして

「あちらが変わってしまった。私は何も変わっていない。」

そんなこともよく聞きますが、本当に変わってしまったのは相手だけなのでしょうか。

 

お互い様。

相手が変わったのならば、自分の心も変わっているのです。

時は過ぎゆきます。

その過ぎゆくときの中で、私たちは様々な経験をし変化し続けているのですから。

 

 

 

禅語に「知足」という言葉があります。

「足るを知る」ということ。

ほどほどあれば、それで幸せ。それが幸せ。

今ある状況に感謝し、「足りない」のではなく

例え少しだったとしても「ある」ことに気付けば幸せに思えるのではないでしょうか。

 

 

ここ数年、心の世界の本や禅の本を読んでいるのは私も修行の入り口に立たされているのだと感じます。

宗教ではない心の世界。

これもまた素晴らしい癒しなのです。

 

ぁ、だからと言って皆さんに本を読んだり瞑想したり修行をしなさいと言っているわけではありませんよ。

 

心を育て、足るを知ることで現在の幸せに気づけるのではないでしょうか。

 

 

あなたが豊かでしあわせでありますように。

今日もありがとう。

 

☆なごみ☆