固定力はテープで左右される。

こんにちは。

 

久しぶりのブログ更新です。

 

昨日、生活テーピングに関してJRECの取材を受けました。

９月中旬発行の協会の機関誌に掲載されます。

掲載されましたら皆様にもお読み頂けるようにお知らせしますので楽しみにお待ちください。

 

 

今日のテーピングは基本に戻ってキネシオテープの選び方です。

 

生活テーピングは《圧迫固定》という方法を用いています。

圧迫固定とはテープを伸ばして貼り縮む力で固定方法です。

 

なのでテープがしっかり縮まないと固定されないわけです。

 

私がセミナーをする時には３種類のテープを使用し

テープによって固定力が違うことを実感して頂きます。

 

1つは市販品でドラッグストアやスポーツショップ等で購入出来るもの。

これは、せっかくセミナーを受けてテーピングを覚えたのに

使えるテープが分からないということを無くすためすぐに手に入る物を選んでいます。

 

２つ目は医療メーカーのテープ。

こちらのテープは協会で使用しているもので粘着も良く動きにフィットします。

最も生活テーピングに向いているテープですが市販品ではありません。

 

３つ目のテープはハードタイプで強度もあり激しい動きでもしっかりとサポートしてくれます。

テープの生地もほかの２種類よりも厚みがありますが

伸縮力が劣るので若干長めに切る必要があります。

 

テープを選ぶ時に重要なのは

《どのくらい縮むか》ということ。

テーピングに馴染みのない方は

《良く伸びる》というコピーにつられて買ってしまいがちですが

 

良く伸びるテープは《とまらない》のです。

 

最近では手で切れるテープも出ていますが手で切れるようでは筋肉をとめることは難しいでしょう。

 

テーピングは巻いた数だけ上達するもの。

 

練習だからと言って一度剥がしたテープを再度使用することは絶対にしてはいけません。

テープに皮脂やホコリがついて粘着が弱くなります。

 

ぴんと張った自転車のチェーンが外れるのと同じで

テーピングをして安心していたのに急にはがれてしまうと

更に大きな怪我に繋がりかねません。

 

生活テーピングは怪我をしているときや試合の時だけ使用するのだはなく

リカバリー目的でも使用できます。

運動強度や受傷部位によってはスポーツテーピングとの使い分けも必要でしょう。

 

受傷直後のテーピングはドクターの許可を得てからです。

自己判断でのテーピングはいけません。

 

 

我が家では必ず信頼できるかかりつけのドクターに診察をしていただき

テーピングの許可を得ています。

この時どのようにテーピングするかを伝えてアドバイスを頂くこともあります。

 

 

テーピングはオーダーメイドのサポーターです。

上手に活用してください。

痛いのを我慢せずにテーピングを活用して治癒力を高め

早く痛みから解放されましょうね。

 

 

 

本日もお読みいただきましてありがとうございます。

感謝。