禅の教え～拈華微笑～

こんにちは。

 

 

私のお気に入りの御朱印帳。

京都の建仁寺に行った時に買った《雲龍》のデザイン。

 

建仁寺の御朱印は《建仁寺》とは書いていないのです。

《拈華堂》と書いてあります。

拈華堂とは建仁寺の法堂の別称。

拈華微笑という禅の教えから来ています。

 

 

ブログをこのホームページに移転する前に拈華微笑に関して書いた記事があります。

 

前のホームページは近々クローズするのでその前にこちらに残したいと思います。

 

 

 

「拈華微笑」

枡野敏明　著、禅「心の大そうじ」　三笠書房に載っていた言葉です。

 

 

この言葉は

 

お釈迦様が法話をしている時、弟子たちがどんな言葉を頂けるのか待っていると

お釈迦様は何も言わずに一輪の蓮の花を掲げたそうです。

 

戸惑う弟子たちの中で一人だけお釈迦様の教えを受け取った者がいました。

その者をお釈迦様が後継者にしたという話から来ているそうです。

 

 

一言も語ることなく心から心へ教えを伝える。

 

想いや気持ちを伝えるのは言葉ですが

大切な人への想いほど言葉にできないことありますよね。

 

 

ここには

『人には

心を相手に響かせる力

相手の心を心で感じ取る力が備わっている』と書かれています。

 

 

相手の心に向けてただ愛だけを伝えることを考える

心で相手の気持ちを感じ取るだけに努める

そんな姿勢でいたらきっと心は通じ合います。

 

こんなふうに結ばれています。

 

相手の心を受け取るためには自分の心を開かなければなりません。

 

プライドや執着だけで心を閉ざしてしまうと

大切な想いを受け取ることもできず逃しているかもしれません。

 

 

心と心の響き《愛》のために

妨げになる物を捨てる勇気も必要かもしれません。

 

 

 

大層なことを書いてますね(;’∀’)

 

これを書いた時にはまだ御朱印帳の拈華堂とは結びついていませんでした。

このタイミングで気付いたのは自分の心をもっとクリアにしなさいということでしょうか。

 

純粋に相手の心を心で感じ取ることだけに努める、ここが新たな課題なのでしょうね。

 

 

 

でもこれ、伝えてくれる相手が必要ですよね～(笑)

 

 

本日もお読みいただいてありがとうござい。

感謝。